About Me

野島充恵のこと

私が初めてピアノを弾いたのは6歳くらいの頃。 家にあるピアノで、 母が音符の読み方を教えてくれました。

我が家は、祖母と叔母が正派生田流箏曲の大師範、母は師範から後に大師範となり、父も音楽が大好き、という音 楽好きな一家で、コンサートやバレエ公演、 歌舞伎など、色んな舞台を見せに連れて行ってくれましたし、 私のピアノ 伴奏で家族で大合唱! なんて日もありました。

父も母も、特にバロック音楽が大好きで、 私が小学生の頃、初めて買ってくれたCDは、バッハの管弦楽組曲 1番から3番が収録されたものでした。
今でも大切な宝物ですし、 その頃からバッハの音楽が大好きです。

4歳からはじめたモダンバレエの発表会では、 童謡や映画音楽の他に、必ずクラシックの曲が使われていて、今思うと、クラシック音楽との出会いはそこだったのかな、と思います。
特に、小山清茂作曲の【管弦楽のための木挽き歌】は、中学生以上が参加できる演目で、初めて舞台で踊れた時は とても嬉しく、お客様の拍手がとても大きく、暖かかったのを今でもよく覚えています。

その曲の4楽章に、ティンパニとスネアドラムのソロが出てくるのですが、振り付けがみんな一緒で迫力があり、演出的にもとてもかっこいいな〜、と思っていました。

モダンバレエ、ピアノ、 金管バンド、 吹奏楽、オーケストラ、アンサンブル、マーチング・・・私は今まで色んな分野で音楽と関わり、学んできました。どれも魅力があり、 同じくらい難しさもあります。なかなか乗り越えられなかった壁ももちろんありますし、今でも完璧にはできない事があります。

共通して言えることは、 どの分野も、 どの楽器も、舞台に立つための努力が必要だ、という事。

練習の方法はそれぞれ違っても、ゴールへの道のりは同じ。

納得できるまで練習して舞台に立ったら、あとはやるだけ。やりきったら、あとはお客様の暖かい拍手ですべてが報われます。

そして、本番を1つ終える度に、 何かしら成長できている自分がいるはず。

音楽を通して見てきた景色を、素晴らしい楽曲の数々を、そしてなにより楽器を奏でる楽しさを伝えていきたい。

それが私の音楽への想いです。

Mitsue Nojima
mitsue nojima

Profile

長野県松本市生まれ。
昭和音楽大学音楽学部器楽科打楽器専攻卒業。マリンバ、打楽器を 小島光、武井明美、WilliamCahnに 師事。
横浜市消防音楽隊に 入隊。後、コンサートに多数
現在はフリー打楽器奏者としてマリンバアンサンブルやオーケストラ、吹奏楽等で活動
マリンバグループ「レ・ローゼ」メンバー。
日本マリンバ協会、座間市演奏家連盟会員

mitsue nojima

 Story

音楽との出会い

4歳からモダンバレエを始める。

6歳から、母の手ほどきにより、家で子供のバイエルを進めていく。

妹がピアノを習い始め、 発表会を見て習いたくなり、 小学校4年生の時に先生に師事。 子供のバイエル下巻から先生に習う。

同時期に、 開智小学校金管バンドに入部。 マウスピースでの音出しにとても苦労しつつ、念願のトロンボーンを吹く。

ここでの活動で、 合奏の楽しさや素晴らしさ、 管楽器と打楽器のカッコよさを実感。 先生は怖くて有名だったが、 外部の様々な先生の指導機会にも恵まれ、 長野県代表に選出され、 東京厚生年金会館で演奏。

中学吹奏楽部でパーカッションに配属

中学では、バスケ部と迷いつつ、知り合いの先輩に誘われ、 吹奏楽部に入部。

小学校の金管バンドで憧れていた、パーカッションに配属。

メトロノームとにらめっこしながら、 机で基礎打ちをする日々。 先輩が急遽コンクールに出られなくなり、代わりにシンバルを演奏する。(課題曲 マリーンシティ)

その他、 文化祭等で演奏機会が増え、新たな打楽器の魅力に気づく。 このころから、 打楽器奏者になるにはどうしたら良いのか、考え始める。

音大受験のための日々〜大学での修行

高校入学と同時に、 音大受験のための日々が始まる。

ピアノの先生に、 諏訪在住のマリンバの先生を紹介していただき、レッスンに通い始める。

高校では、部活動に入らず、マリンバの練習に明け暮れていたが、吹奏楽部の定期演奏会で、 【カルミナ・ブラーナ】のピアノを担当。 初めて出会った変拍子や不協和音等、 新たな吹奏楽の魅力を改めて実感する。

その後、 昭和音楽大学音楽学部・器楽学科・打楽器専攻入学。

マリンバ、打楽器を、 小島光、 武井明美、 WilliamCahn の各氏に師事。

大学で、初めてオーケストラや打楽器アンサンブルと出会い、 打楽器やマリンバの面白さと難しさを実感する。

横浜市消防音楽隊に入隊

卒業後は、 神奈川で自立して生きていく事を考え、横浜市消防音楽隊 (横浜市・嘱託員)に入隊。

女性隊員は、【ポートエンジェルス119】という名でストレートトランペットを使ったマーチング演技をするため、入隊 後半年は演奏は一切できず、訓練や筋トレの日々。
統一美と規律をモチーフにした、スピード感あふれる演技を習得するべく、訓練に明け暮れる。

努力が認められ、 ドラムメジャー (統括・指導者)に選出される。

年間180回の演奏やマーチングステージをこなし、5年間の任期満了をもって卒隊。

打楽器・マリンバ奏者として活動

音楽隊卒隊後は、フリー奏者として活動。

【若い芽のコンサート】【日本マリンバ協会主催・マリンバフェスティバル】 【昭和音楽大学同怜会創設30周年記念コンサート】等に出演。

その他、 学校公演や座間市役所ロビーコンサート、 商業施設でのマリンバ演奏など多数。

フリー打楽器奏者として、吹奏楽やオーケストラでの演奏活動もしている。

 現在、日本マリンバ協会会員。 座間市演奏家連盟会員。 マリンバグループ【レ・ローゼ メンバー。

演奏のご依頼も承っております。
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